帯状疱疹は、はじめに皮膚にピリピリ、ズキズキ、チクチクといった神経痛のような痛みや、焼けるような痛みを感じ、その後、水ぶくれ(水疱)を伴う発疹が帯状に現れるのが特徴です。
帯状疱疹の発症率は50歳以上で増加し、50代、60代、70代と加齢に伴ってさらに増加します。
高齢者では神経痛が残りやすく、発症の予防が重要です。帯状疱疹はワクチンで予防できます。
ワクチンを体内に接種すると、そのワクチンの成分(細菌やウイルス)に対しての免疫力を高め、病気の発症や重症化を抑えることができます。
水ぼうそうにかかったことがある人は、すでに水痘・帯状疱疹ウイルスに対する免疫を獲得していますが、年齢とともに弱ってしまうため、改めてワクチン接種を行い、免疫を強化することで帯状疱疹を予防できます。
予防接種は帯状疱疹を完全に防ぐものではありませんが、たとえ発症しても症状が軽くすむという報告があります。
予防や治療に関する詳しいことについては、医師とご相談下さい。
ワクチン予約は、お電話でも受け付けておりますので、3日前までに予約をお願い致します。
帯状疱疹の初期症状の感じ方はさまざまです。初期症状に気づかず、治療が遅れるケースもあります。
症状が軽くても受診することをおすすめします。