医院名:美馬内科クリニック 住所:〒770-8012 徳島県徳島市大原町千代ケ丸127−1 電話番号:088-677-5171

ブログ

2019.06.29

帯状疱疹は早めの治療、発症の予防が重要です。

帯状疱疹は、はじめに皮膚にピリピリ、ズキズキ、チクチクといった神経痛のような痛みや、焼けるような痛みを感じ、その後、水ぶくれ(水疱)を伴う発疹が帯状に現れるのが特徴です。

帯状疱疹の発症率は50歳以上で増加し、50代、60代、70代と加齢に伴ってさらに増加します。

高齢者では神経痛が残りやすく、発症の予防が重要です。帯状疱疹はワクチンで予防できます。

ワクチンを体内に接種すると、そのワクチンの成分(細菌やウイルス)に対しての免疫力を高め、病気の発症や重症化を抑えることができます。

水ぼうそうにかかったことがある人は、すでに水痘・帯状疱疹ウイルスに対する免疫を獲得していますが、年齢とともに弱ってしまうため、改めてワクチン接種を行い、免疫を強化することで帯状疱疹を予防できます。

予防接種は帯状疱疹を完全に防ぐものではありませんが、たとえ発症しても症状が軽くすむという報告があります。

予防や治療に関する詳しいことについては、医師とご相談下さい。

ワクチン予約は、お電話でも受け付けておりますので、3日前までに予約をお願い致します。

帯状疱疹の初期症状の感じ方はさまざまです。初期症状に気づかず、治療が遅れるケースもあります。

症状が軽くても受診することをおすすめします。

2019.05.13

最近の高温にご注意を

元号が令和になり、2週間になりますが、

最近の昼間の暑さは相当なものがあります。

この時期、暑さに慣れていないため

この暑さで体調を崩さないように

ご注意ください。

十分な水分補給に努めましょう。

2019.02.07

スギ花粉症に備えましょう

2019年の飛散予測

スギ花粉の飛散予測によると

2019年のスギ花粉症の四国地方での始まりは

2月中旬からと予測されています。

飛散のピークは3月下旬から中旬とされていて

スギ花粉の飛散のピークが過ぎる4月になると

ヒノキ花粉が飛散し始めゴールデンウイーク前まで

続く見込みです。

 

初期療法について

花粉の飛散する前よりお薬を服用することで

症状の程度を軽く、かつ短くすることが可能です。

治療の開始時期は飛散開始の1-2週間前から、もしくは

花粉の飛散を感じたときからです。

皆様、早めの対策を取りましょう。

2018.11.03

消化器関連学会に参加しました。

平成30年11月3日に神戸で開催された

JDDW2018(第26回日本消化器関連学会週間)に

参加してきました。

胃がん内視鏡検診、消化器内視鏡の鎮静

潰瘍性大腸炎の治療などのセッションに

参加して勉強しました。

2018.10.28

応急救護所開設訓練に参加しました

平成30年10月28日(日)に

論田小学校にて、

大災害発生時における

応急救護所開設訓練が

開催されました。

当院からは院長美馬および

看護師2名が参加いたしました。

2018.10.21

インフルエンザについて

1.インフルエンザとは

インフルエンザとは、

インフルエンザウイルスの

感染によって引き起こされる

感染症です。

インフルエンザウイルスは

主に喉や気管支、肺に感染して

増殖することで、喉の痛みや

鼻汁、鼻づまり、咳、痰などの

呼吸器症状に加えて、悪寒、

高熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、

全身のだるさなどの症状が

見られることが特徴です。

 

1-1.  インフルエンザウイルスとは

インフルエンザウイルスの

大きさは、直径約1万分の1ミリです。

ウイルスは生きた細胞の中でしか

増殖できないため、空気中や

土壌中などでは増殖しません。

A型、B型、C型に

大きく分類されますが、

このうち大きな流行の

原因となるのは

A型とB型とです。

 

1-2.  感染経路

インフルエンザの感染経路には

以下のものが挙げられます。

インフルエンザ患者さんの咳や

くしゃみのしぶき(飛沫:ひまつ)に

含まれるウイルスを吸い込む

ことによって感染する「飛沫感染」と、

ウイルスが付着した手で口や鼻に

触ることによって感染する

「接触感染」です。

ウイルスに感染すると1-2日

(長いときには約1週間)の

潜伏期間を経て発症します。

 

2.インフルエンザの症状

2-1.インフルエンザとかぜとの違い

どちらもウイルスによる

感染症ですが、かぜに見られる

喉の痛みや鼻汁、鼻づまり、

咳、痰などの呼吸器症状に加えて、

悪寒、高熱、頭痛、筋肉痛、

関節痛、全身のだるさや、

気管支炎、肺炎、中耳炎、脳症などの

合併症が見られることが特徴です。

 

  2-2. ハイリスクグループとは

以下の条件に当てはまる方は、

インフルエンザに感染すると

重症化しやすいと言われています。

これらに当てはまる方は、

積極的に予防接種を

受けていただけますよう

ご案内致します。

 

     ・高齢者(65歳以上)

     ・小児(5歳未満)

     ・妊娠中

     ・基礎疾患がある

    慢性呼吸器疾患

    (喘息、慢性閉塞性肺疾患など)

    慢性心疾患

    (先天性心疾患、冠動脈疾患など)

     ・腎機能障害

     ・免疫機能不全

        (ステロイド内服、

         T細胞性免疫不全など)

 

3.インフルエンザの検査

インフルエンザの検査は、

鼻や喉の粘液を綿棒でぬぐい、

迅速抗原検査キットを

用いて行います。

おおよそ5分ほどで

診断が可能ですが、

症状が出て間もないときや

  十分に粘液が採取できて

  いないときには、

  感染していても

  陽性にならないことがあります。

 

4.インフルエンザの治療

主なものとして、

抗インフルエンザウイルス薬

の使用が挙げられます。

飲み薬3種類、吸入薬2種類、

点滴注射薬1種類があります。

いずれも症状が出てから

48時間以内に使用することで、

ウイルスの増殖を抑え症状の

改善までの時間を短縮します。

その他には、症状にあわせて、

咳止め、解熱剤、去痰剤などの、

いわゆるかぜ薬も

使用することがあります。

 

5.インフルエンザを予防するために

5-1.日常生活での予防

     ・十分に栄養と睡眠とをとって

      体調を整えましょう

     ・外出から帰ったときは、

      必ずうがい・手洗いをしましょう

     ・アルコールを含んだ

      手指消毒液などの使用も

      効果的です。

     ・感染してしまった場合、

      咳をするときは、他の人から

      顔をそらし、ティッシュペーパー

      などで口と鼻とを覆う、もしくは

      マスクの着用を心がけましょう 

 

5-2.ワクチン

インフルエンザの予防には

ワクチンの接種も効果的です。

現在使われているワクチンは、

不活化ワクチンといって

インフルエンザウイルスの

感染力を失わせて、

ヒトが免疫を得るのに

必要な成分だけを取りだして

製造したものです。

 

このため、ワクチンには

感染力はなく、予防接種を

受けたからといって

インフルエンザを発症する

ことはありません。

もちろん、妊娠中の方でも

接種には問題はないので

ご安心ください。

 

なお、2018年のインフルエンザ

ワクチンの対象株は

国立感染症研究所からの

情報によると以下の通りです。

 

A/Singapore(シンガポール)

/GP1908/2015

(IVR-180)(H1N1)pdm09

A/Singapore(シンガポール)

/INFIMH-16-0019/2016

(IVR-186)(H3N2)

B/Phuket(プーケット)

/3073/2013(山形系統)

B/Maryland(メリーランド)

/15/2016(NYMC BX-69A)

(ビクトリア系統)

 

当院では11月1日から

翌年1月15日の予定で、

インフルエンザワクチンの

予防接種を行っています。

 

2018.09.26

抗血小板薬・抗凝固薬の服用と内視鏡検査

狭心症や心臓弁膜症、脳梗塞などでバイアスピリン、プラビックス、エフィエント、

ワルファリンなどの薬をお飲みになっている方も多いと思います。

 

内視鏡検査やそれにともなう処置には出血などの危険性がともないます。

このため、日本消化器内視鏡学会ではガイドラインを発表して、

安全な検査や治療が行われるように注意を喚起しています。

 

当院においても、このガイドラインに従って検査や処置を行っています。

入院設備のない診療所という環境から、以下のように対応しています。

 

1.観察のみの内視鏡検査

  現在のお薬を継続したまま検査を受けていただけます。

2.内視鏡的粘膜生検(組織を採取して病理検査に提出します)

  ワルファリンを服用中の方は検査当日PT-INR測定可能な施設にご紹介致します。

  それ以外の方は現在のお薬を継続したまま検査を受けていただけます。

3.ポリープ切除術や内視鏡的粘膜切除術

  当院では対応しておりません。しかるべき医療機関にご紹介致します。

2018.08.31

ホームページを公開いたしました。

ホームページを公開いたしました。

2018.08.30

がん検診受診のおすすめ

7月から徳島市のがん検診が始まっています。
検診期間は7月1日から12月20日までです。

当院で受診可能なものは大腸がん、前立腺がん、
内視鏡による胃がん検診です。
がん検診の対象となっているがんは
いずれも早期発見で治る可能性が高いものです。

ぜひ受診していただけますようご案内いたします。

2018.08.13

熱中症に気をつけましょう

酷暑の日々が続いています。熱中症にならないように気をつけましょう

■熱中症とは
「熱中症」とは暑い環境に身体が適応できず、健康に障害を来す状態の総称です。
症状によって、以下の病態に分類されています。
熱失神:皮膚血管の拡張により血圧が低下してめまいや失神を来す
熱けいれん:大量発汗による血液の塩分濃度の低下により、筋肉がけいれんする
熱疲労:脱水によるけん怠感や嘔気、頭痛などが見られる
熱射病:体温上昇により中枢神経の異常をきたし、応答、言動、意識状態などに異常が見られる。

■熱中症を予防するために
・環境対策:涼しい服装で、帽子や日傘などを利用し、室内ではエアコンを使用しましょう。
・身体対策:エアコンや扇風機などを使用してぐっすりと眠られる環境を整えましょう。胃腸炎や風邪など体調不良のときには無理をしないようにしましょう 。
・行動対策:激しい運動やなれない運動、長時間の屋外作業はできるだけ避け、こまめに水分補給をしましょう。大量の汗をかくときには塩分の補給も重要です。スポーツドリンクなどの飲用もお勧めです。

■熱中症かなと思ったときには
・涼しい場所に移動しましょう
・衣服を脱がし、体を冷やして体温を下げましょう
・塩分や水分を補給しましょう
・それでも症状に改善がない場合には医療機関に相談、または救急車を呼びましょう

政府、自治体などから注意喚起が繰り返し行われています。
くれぐれもご注意ください

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