診断を支えるハイビジョン内視鏡システム
オリンパス社製内視鏡システムの最上位機種(平成30年8月現在)であるEVIS LUCERA ELITE ビデオシステムを導入して検査を行っています。このシスステムではNBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光観察)という、早期がんなどの発見に有用な画像強調技術が取り入れられており、ハイビジョン画像とあわせて、診断能力の向上に寄与しています。
専門医による検査
日本消化器内視鏡学会専門医が検査を行います。
苦痛の少ない検査のために
内視鏡検査は怖いというイメージがあるかもしれませんが、検査に来院された方々の不安なお気持ちに寄り添った、スタッフによる丁寧なご案内を心がけています。スタッフの丁寧な対応により、リラックスしていただけると、それ自体が鎮痛剤になるほどの効果が得られます。
安全・清潔な内視鏡洗浄
「消化器内視鏡の感染制御に関するマルチソサイエティ実践ガイド」に準じて、内視鏡室のレイアウトや内視鏡の取り扱いを行っています。内視鏡の洗浄は、すべての微生物に有効で、かつ血液などの有機物の存在下でも効力低下の少ない、過酢酸を使用する専用の内視鏡洗浄機を採用しており、一回の検査ごとに消毒をいたします。
医師から丁寧且つ分かりやすい説明
電子カルテと連動した画像ファイリングシステムを使用することで、瞬時にあらゆる画像データにアクセスができるので、過去の画像との比較も簡単にでき、わかりやすい説明が可能です。
胃腸無料相談実施中
看護師による胃腸に関する相談を無料で受け付けています。お気軽に相談ください。
9割を超えるピロリ菌除菌率
適切な薬剤の選択により、9割以上のピロリ菌除菌率を達成しています。
検査までの時間短縮
「すぐ診て欲しい…」お悩みの患者さんの不安を早く取り除くこと。次の治療に早くつなげます。
患者様の心情を配慮
「羞恥心」…回復薬・専用トイレつきの個室など完備。大腸疾患の早期発見・治療のために、患者様の心情を配慮した当院にお任せください
至急検査・処置
緊急を要する検査・処置が必要な方に対して、迅速に対応いたします。
がんの初期症状はほとんどの人が自覚症状がありません!
日本人の死亡の原因の多くは男女ともに悪性新生物、つまりがん(癌)です。男性の場合3人に1人、女性の場合4人に1人ががんで命を落としています。
がんの死亡率を部位別に見ると、2016年の統計では、男女ともに胃、大腸、肺が上位を占めています。
男性
1位 | 肺 |
---|---|
2位 | 胃 |
3位 | 大腸 |
4位 | 肝臓 |
女性
1位 | 大腸 |
---|---|
2位 | 肺 |
3位 | 膵臓 |
4位 | 胃 |
出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」
肺がんの場合圧倒的な原因は喫煙です。では胃がんと大腸がんの直接原因がコレだ!とわかる方はいるでしょうか?
胃がん、大腸がんともに、その発症のリスクは多岐にわたり食生活や喫煙、生活習慣、ストレスなどの関与が指摘されています。日頃からこれらのリスクに気をつけるのはもちろんですが、予防的な検査が重要になります
胃と大腸の異常を早期に見つけることができるのが内視鏡検査です!
胃、大腸、いずれも予防的な検査としては、病変を直接確認することができる内視鏡検査が有効とされています。
胃がんの場合、ヘリコバクター・ピロリ菌の持続感染などが発生のリスクを高める、と言われています。大腸がんの場合、多くはポリープが悪性化したものです。つまり胃がんの場合はピロリ菌の存在を、大腸がんの場合はポリープを発見し、これらを治療すればがんのリスクは軽減されるのです。
やっかいなことに、胃がん、大腸がんともに自覚症状が出るのはかなり状況が進行してからです。自覚症状が出るほど進行した状態になって診断されたとしても、命を救うことはむずかしくなります。自覚症状の出ていない早期の状態で発見することが速やかな治療につながると言えます。胃がん、大腸がんの早期発見に必要不可欠な内視鏡検査。ぜひ受診していただけますようご案内いたします。