ポストコロナ(コロナ後)に求められること
2020年に感染が拡大した、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、わが国をはじめとして世界各国に多大なる影響をおよぼしました。
今後、新型コロナウイルスとの共存・共生(withコロナ)も受け容れざるを得ないと予測されます。
それでは、これからの医療機関における診療体制は以前のままで良いのでしょうか?振り返ってみれば、新型コロナウイルス感染症流行以前の医療機関の待合室は、いわゆる3密(密閉、密集、密接)の状態であったことは否定できません。
これからの医療機関の診療体制には、「ポストコロナ(コロナ後)」として3密の状態を回避することが求められています。
当院のポストコロナの診療体制
「ポストコロナ」のあるべき医療機関像を求めて、当院では、次のように対応いたします。
①待ち時間ゼロ外来
3密を避けるために、多くの患者様が同時に待合室に滞在されることのないようにいたします。その目的のために、ウェブを利用した予約システムとウェブ問診システムを導入いたしました。自宅に居ながらにして、受診予約や問診票の記入が終了するため、待合室でこれらの作業をする時間を大幅に短縮できます。また、同じ時間帯に患者様が集中することも避けられ、クリニックに到着後、短い待ち時間で診察を終了することが可能になりました。
②呼び出しシステムの採用
フードコートなどで、注文した食事ができると、呼び出し音でお知らせする装置をお使いになった経験をお持ちだと思います。当院では、呼び出しベルを採用しています。受付時に消毒済の呼び出しベルをお渡しいたします。お車での待機中に、診察の順番が来ると呼び出し音でお知らせいたします。また、ご自宅や近隣の店舗などでお待ちの方は、スマートフォンなどで予約システムにアクセスして、ご自身の診察順番や待ち時間の確認をしていただけます。
②現金の受け渡しなしのお会計
お会計時の現金のやりとりは、紙幣や硬貨に手指を介してウイルスが付着することで、感染が広がることが懸念されます。当院では、現金のやりとりによる感染のリスクを減らすため、クレジットカードや交通系電子マネーなどのキャシュレス決済を導入しております。キャッシュレス決済をご利用いただくことで、レジでの支払いを素早く済ませることが可能となり、院内での滞在時間を短くすることできます。
みな様が安心して受診できるよう、これからもしっかりと体制を整えて参ります。ご意見やご提案を広く募集しております。今後とも美馬内科クリニックをよろしくお願い申し上げます。